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田舎暮らしへの希望の光 2

もう一つ別に「乾燥した岩だらけの起伏の激しい土地」を活用できるかもしれない可能性を見つけたのです!

それは永田照喜治氏が生み出した『永田農法』

Organic Shopに行っては、あまりの野菜の値段の高さに、ため息をついて帰ってくる日々が続いていた頃、ベランダのお花の鉢植えを野菜にしてしまおうと思い検索を始めた所、ベランダガーデニング永田農法を見つけました。

田舎暮らしへの希望の光 2_b0113192_18543436.jpg私はその作物を食べた事はありませんし、名前すら聞いた事がありませんでした。が、本を読んでみました。

これまたおもしろい!!

農業を継いだ当時、九州の天草で野菜やみかんなどのかんきつ類を作っていたそうですが、不思議な事に気がついたそうです、肥沃な土地で作るみかんや野菜よりも荒れた岩山でできたそれの方がずっと味がよかったということ。

それが永田農法の原点であって、そこから福島教授との出会いがあり、化学肥料を使用した独特の永田農法が確立していったということです。

植物にとって原産地に近い環境を再現してあげることによって、「先祖帰り」のような現象を起こし、本来持っている生命力を蘇らせると氏は言います。ペルーのアンデスの高地で発見されたトマトなどです。永田農法のトマト食べてみたいです。

けれども、私が今追い求めている、有機栽培とは相反するものです。化学肥料使用がキーポイントですから。。。それでも惹かれる理由は...

氏が問題を投げかける、農業による広がる環境汚染。それが有機肥料によって更に引き起こされているというのです。それは有機肥料は安全という思い込みからくる肥料のやりすぎと有機肥料の質。有機栽培でなければ売れないからとむやみに質の低い堆肥が出回っているということです。

植物が吸収できないほどの大量の肥料、抗生物質やホルモン剤、成長促進剤を大量に投与された糞尿から作られた堆肥、充分に熟成されていない質の悪い肥料は、雨が降るたびに海に流れ込み、その結果生態系が破壊されているそうです。

広がる農業による環境破壊を少しでも抑える事ができたらという願いから、日本全国を飛び回って農業の指導を続けているそうです。

うーんこれまた考えさせられます。。。

「パーマカルチャー」と「永田農法」なんとか組み合わせる事はできないでしょうか。。。

そんな事を想像するだけで楽しいのですが、とりあえず、今現在の都会の暮らしでできる事を始めてみようと思います。

永田農法でベランダでトマトを育ててみよう!しかもBush Houseから土を持って帰ってきました。実験です。

週末に植えてみました!!! それでは次回に報告。
by simplicity_circle | 2007-08-12 19:09 | 自然に還ろう!
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