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Kar と Lee

私がいろんな行事に追われて、忙しくしている間に、子供たちにいきなり変化がやってきました。

まずはKar。

週2日のプリスクールが始まって、3週目。
「突然プリに行かない!ママ欲しいのぉ〜。悲しくなっちゃうのぉ〜〜」と赤ちゃん帰りが始まってしまいました。

1週目と2週目はあんなに張り切って、風邪をひいても楽しそうに行っていたプリスクール。「Kar大きいお兄ちゃんになったよ〜」と本当にうれしそうだったのに。。。

いつもできる事ができなくなって。プリにいかない日もママが欲しいと後追いして、泣いてばかり。

プリに行っても、長い間泣いている様子。
お弁当も一口も食べないで持って帰ってくる。(いつもはすごい食欲なのに!)
「お弁当見るとお家に帰りたいの、悲しくなっちゃうの〜〜」

せっかく大丈夫になってきたデンティストも、「もう行かないのぉ〜」
以前から通っていた、大好きな日本語の幼児教室も「ママがいないとだめのぉ〜」
と頑張りの糸が全部切れて、すっかり自身を失ってしまった状態。


Leeの時もあった事で、驚きはしないのですが...
覚悟はしていたのですが...
やっぱりでした...


さて、その後の驚きは!


それにつられて、Leeが赤ちゃん帰り!!

「ママが一緒じゃないと学校行けないのぉ〜〜〜」と泣き出した。

おいおい!Lee !

君は6歳だよ!一年生だよ!

先週まで楽しく、新学期が始まって、ちゃんと学校行ってたじゃん!!
去年だって、1年楽しく学校に行ってたじゃん!!



もともと、神経の細いところがあるLee。
anxious&anxietyが始まってしまった。過去にも何度かある。

「学校大好き。先生大好き。友達大好き。だけど、ママとKarとJoyずっ〜と一緒にいたい〜」と泣く。
かなりパニック状態。もう理性が飛んでる。

あげくの果てには、学校でもずっと泣いてたらしく、迎えに来いとOfficeから連絡が入って早退させられる。。。
日本みたいに保健の先生なんていないから、どこも悪くないのに、泣くと簡単に家に帰すのね〜。

Leeは、弟たちが大好き。よその子でも小さい子の世話が大好き。
彼女はかなり母性が強いと思う。

プリの先生にも、幼児教室の先生にも言われたけど、彼女の心の中はものすごく「家族」が大半を占めていて、話すことも、絵を描く事も、家族、特に弟の事ばかり。
きっと大好きな3歳のKarが赤ちゃん帰りをしているのをみて、同情してしまったのかもしれない。

って、Lee! 同情する優しい心は本当にすばらしい!!

でも、あなたまで、一緒になって、赤ちゃん帰りをしなくていいのよ〜〜〜〜!!!


毎朝、ママァ〜〜〜と泣く、二人の子を、すぐエスケープしようとする1歳児を小脇に抱えて、学校で引きはがして、プリで引きはがして、結構、母には、精神的にこたえるんですよね。。。

とくにLeeは年がいっているだけ、パニックになっても、訴える事は切実。
トイレに何度も行く。お腹が痛い。吐きそう。と泣く。

心配でしばらく教室まで一緒に行っていたけど、
先生と話し合って、私は学校の入り口で送り出す事になった。

今朝も、ここで母がシリアスになってはいけない。心で泣いて、顔は笑って、
「Lee、だいじょ〜ぶ♪ クラスが始まったら、たのしいんだから!行っておいで!!」と背中を押すけど、

校庭で泣いて、立ちすくんで、歩けなくなっている Lee。

そこへ、突然、5.6年生?の女の子がLeeの隣にやってきた。
遠巻きで様子を見ていたらしい。
(後で聞いたら2年生だとLeeは言う!なんであんなに背が高いんだ。。)

「一緒に行こ!」手をつないで連れて行ってくれた。

おぉ〜!天使のような子だ!!
Leeもこんなにやさしくしてもらったら、将来やさしい上級生になるはず!

この学校にしてよかった〜〜!
この学校、校長先生の方針で「Family school」と謳うだけあって、人とのコミュニケーションを大切にしてくれる。だから大きい子は、小さい子にもやさしい。

小さい学校だから子供同士は学年が違っても結構名前をお互い知ってたりする。


他人にそっと手を差し伸べてあげられる。

人として大切な事は、こんなシンプルな事だ。これさえできればいい。
でも優しくしてもらった経験がないととっても難しいことだと思う。


私はスコア重視の勉強にはまったく価値を感じていない。
あ〜、やっぱり、この学校で正解だった!!!

幸せな朝でした。


Leeはまだ泣くかもしれないけど、あの先生とこの学校なら大丈夫だ!



長くなりましたが、また話はKarに戻ります。
これは長引くかな。。。という予想に反して、彼の方は、昨日突然状況が変わりました。

今まで遠巻きで見ていた一つ年上の園児(日本の子)が突然、Karに接近してきてくれたのです。
いろいろおもちゃを渡して、遊んでくれるらしいのです。

少し警戒心の強いタイプの子らしく、はじめの数週間は話しかけても笑顔をくれた事がなかったんです。

数週間してKarと(私も!?)OKがもらえたらしく、ものすごくフレンドリー。

Karと、とっても気があったらしく、本当に楽しそうに遊んでいる。
先生たちもかなりホッとしている様子。
おかげで「プリスクールだぁいすき♡」と本来のKarに戻ってくれました。


なんか書いてて気がつきましたが、長引きそうだと思っていた、子供の心の問題。
たった1.2週間で解決してしまいそうです。

いや〜過去の経験からの、予想では1ヶ月くらい続くかと思いましたが、こんなもんでした。
 

ということで、私の浄化!?の嵐も過ぎ去ってくれたという事でしょうか?



この流れで、何を感じ取ったか、もう少し整理しようと思います。


まっ大きなメッセージは、母親業はおざなりにすると、こんな事になるよ!
って言う事かな。。。

体調面、精神面と、ダブルで問題がやってきます。



読みたい事、書きたい事、習いたい事、参加したい事、いろいろありますが、

やっぱり、今の私は母親業がメイン。



そんな気づきがやってきております。
by simplicity_circle | 2010-02-12 18:29 | 我が家の最近
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