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『MEATRIX』

『MATRIX』ではありません。『MEATRIX』です。
NEOならぬブタのLEO君と一緒に赤いピルを飲んで真実の世界を見てみませんか?

短いアニメの動画です。ベジタリアンになりましょう!というメッセージではないので、うちの旦那のようなミートラバーな方はご安心を♪

MEATRIX 「Leo ハッピー牧場?」  
MEATRIX Ⅱ「酪農農家を助けて!巨大な酪農工場にのみこまれている!」

今回は「食」から見る現代社会への疑問です。

こちらは1999年のNHKの番組です。良質な番組で正直言ってびっくりしました。
『地球 豊かさの限界 第一集 一頭の牛が食卓を変えた』
http://video.google.com/videoplay?docid=-1206563788830506898&hl=en
http://video.google.com/videoplay?docid=-8887358819565490489&hl=en
http://video.google.com/videoplay?docid=-4506019996306279048&hl=en

たった一頭の牛が20世紀の世界を変えたのです

19世紀のイギリスで「アンガス」という新種の牛が誕生しました。脂肪が多く肉質が格段にやわらかくおいしい牛肉です。ところがこのアンガス、その肉質を柔らかくする為には、トウモロコシ、大豆などの穀物を大量に与えなければならないのです。

今や世界中に広がったアンガス牛、この牛の登場が穀物の大量生産、大量消費という世界を生み出しました。

20世紀の経済発展は肉食への飽くなき要求を生み出しました。それを可能にしたのはアメリカです。穀物を買い付け、世界中で取引をする、巨大な多国籍企業、穀物商社『カーギル』などが誕生したからです。

農業の大規模化と機械化から、国内の需要を遥かに超える生産力を持ったアメリカは、輸出先が減ると、たちまち不況になるため、輸出先を確保するための戦略を開始しました。「世界の人々の食生活を変えようとしたのです。穀物を輸出する為にはなんでもやりました」と当時のアメリカ農務省次官補が番組の中で言っています。

70年代には世界中の多くの国の食卓はアメリカの穀物がなくては成り立たなくなっていました。穀物輸入は外交上の大きな武器になったのです。経済的な利益だけではなく政治的な利益。アメリカは穀物という本当の価値のある貨幣を持ったのです。

「食料はアメリカが持つ強力な外交上の手段です。とりわけ食料を国内で自給できない日本には有効な手段です。日本に脅威を与えたいのなら、穀物の輸出を止めればいいのです」


これも当時のアメリカ農務長官の、この番組での発言です。こわいですね。市場開放という政治的圧力をかけて他国の自給力をうばっておいて、こんな事を言うのですね。

現在の最大のターゲットは中国です。中国への戦略をみると、日本がたどってきた道が見えてきます。

まずは、一般の人に穀物飼料の家畜の肉のおいしさをPR活動。農村へも従来の餌では栄養が全然足りず、成長が遅いなどと穀物飼料の利益を伝え歩き、技術の導入をはかるのです。とにかく市場の需要を拡大させる。洗脳がとっても上手です。

需要が供給を上回るようになったら、アメリカからの輸入に頼らざるを得ません。それが狙いなのですが、中国政府は、アメリカに食料を依存した結果、外交上の立場が弱くなった多くの国々の歴史を見てきているため、国内での自給をつらぬいています。
*番組は99年ですが2007年の現在、燃料エタノールの需要なども加わり、状況は流動的でしょうが、まだ輸入大国にはなっていません。

そしてアメリカが牛肉消費の拡大のための切り札として使った「ファーストフード」その日本マクドナルド創業者の藤田氏の企業戦略も番組の中で紹介されていました。

「ターゲットを12歳以下の子供にしぼること。研究によると人間は12歳まで食べていたものを一生食べている」
一般に言う“おふくろの味”ですね。こんな不健康な物を子供の脳にすり込む戦略...怖い策略です。

「Super size me」という映画はみましたか? 

ファーストフードがどんなに体に悪影響を及ぼすか人体実験をしたドキュメンタリー映画です。日本語吹き替え版がネットにありました。
http://video.google.com/videoplay?docid=-7130482643714821649&hl=en 
http://video.google.com/videoplay?docid=1442033518754341567&hl=en
http://video.google.com/videoplay?docid=4028112564989520796&hl=en
http://video.google.com/videoplay?docid=8966752673586249549&hl=en
http://video.google.com/videoplay?docid=6951997816531705533&hl=en

何故マクドナルドが攻撃の対象になったのかというと、業界トップであるという事だけではなく、他社のどこよりも多く子供達を誘惑している。それが罪深いと言っています。

ジャンクフードがあふれているアメリカの学校、学校の給食を変えれば、明らかに生徒達の生活態度、意欲、集中力など向上するのがわかっていても、ジャンクフードを作る会社の抵抗が激しいため、改善ができないそうです。それらの企業は給食から莫大の利益を得ているのです。子供達を一生中毒にするつもりです。と理学博士は表現していました。


大きな利益をあげなければいけない大企業、その企業と連携して働くアメリカ政府。そしてその政府に抵抗できない日本の政府(きっとオーストラリア政府も)。そしてそれに追従する世界中の企業。

彼らは人々の暮らしに何が必要で何が危険かなんて、これっぽっちも考えてないとわかります。ファーストフードが健康によくない事も、大量の動物性たんぱく質摂取が病気を起こすことも、そしてそれが世界の飢餓を起こすことも、はっきり証明されていますが、そんなことは全く関係がないのです。

それでもこの経済の流れにのって生きなければ生活ができない私達。企業で働いて、お金をもらって、税金を払って、暮らしています。それなのに、こんな事を思うのは矛盾だらけの生き方かもしれません。でもその一方で、一生懸命働いている一般の人々に本当に富は分配されているのでしょうか?という疑問もぬぐいきれないのです。

立ち止まって、疑問を持つ、そして何かできる事を探したい。とそんな気持ちでブログに書きます。
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by simplicity_circle | 2007-11-14 13:34 | WAKE UP!
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