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食に関して影響を受けた本 2

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幕内秀夫 著
『粗食のすすめ』

私の母は、食の大切さを私にいつも教えてくれた。自然食のお店に通い、私のお弁当には玄米、小豆、粟、ひえ等が入る事があり、子供の頃の私はそれが恥ずかしくって、よく蓋で隠しながら食べていた。クロレラやらウコンやら、いろんなものを飲まされた。好き嫌いが多く、偏食だった私が、こんなに健康に育ったのは、母親のおかげだと思う。

さて、そんな私が母親になってみると、あんなに美味しくないと思っていた健康食が、なんだか気になってしかたがない。

そんな私の格言は? 「医食同源」

健康を維持したり病気から快復するために、薬と食品が同様な効果を持つという意味。病気になった人を治すために薬を処方する近代医学的な思想に対し、病気になる前に普段の食生活で予防する思想。

食の大切さを説く本はみな同じようなことを言っている。

白米等の精製食品は、効率的に含まれている栄養素をほとんど取り除いたカス。加工食品は、必要以上に薬品処理をされて、添加物を大量に含み、本当の食材の顔が見えない。現代の食生活は糖分や動物性脂質を摂取しすぎる。

こんな食生活を続けていくと、不調がちな体(虚弱体質)になっていき、避けられるかもしれない病気(アレルギーや生活習慣病)になっていく。

身体面だけではなく、精神面でもイライラしやすくなったり、無気力になったり、ひいては、精神疾患として表れてくる。心と体は表裏一体。むしろ関連性のない事として考える事に無理がある。

その中で「粗食の勧め」の説く身土不二の思想は、人間の長い歴史の中で、それこそ壮大な人体実験の結果培われてきた食の知識による食べ物こそ、真に体が求めているものではないか。そうやってできあがった、地元の食品、伝統食を食べることが健康につながる。というもの。しみじみとした共感を覚えた。

更に人間は風土の物を食べることによって、自分のためだけではなく、ひいては、環境保護や世界の飢餓問題への対策にも繋がるのでは? という著者の意見に強く同意したい気持ちが湧き上がった。

一例としては、先進国に加えて、急激な経済成長を遂げている中国などで、食肉用の家畜の需要が急速に増える中、家畜の餌用の穀物の価格は環境問題などの煽りを受けて急騰している。そうすると、後進国では、主食の穀物さえ入手するのが困難になり、更に飢餓が広がる。

また運送によって消費するエネルギーは環境破壊を助長する。

その一方、恵まれた国では、時間単位で、あまった食料がごみ箱へと消えていく世界のこの悲しい現実。先進国で何でも手に入る飽食の時代に生まれた私、もっと考えるべき事があるのではと思う。。私にできることは、作っては捨てるという大量消費を前提とした産業をサポートしないということかなぁ。。


最後に...

世界には二つの貧しい国がある
ひとつは物質的に貧しい国インド

もうひとつは
世界でこれだけ困っているのに
無関心でいる日本

私たちは知らなければ愛することはできません。

知ることが愛へ導き、愛は奉仕に導きます。

マザーテレサ

愛の対極にあるのが、無関心である。


とマザーは語る。
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by simplicity_circle | 2007-07-09 12:23 | WAKE UP!
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