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シンプル化のはじまり 食品

b0113192_10461884.jpg我が家のシンプル化が始まったきっかけはこの本。安部司 著『食品の裏側』

シンプル化されたもの、調味料、加工食品、冷凍食材。

去年この本を読んで、大きな衝撃を受けた。

かつて食品添加物の専門商社に勤め、「歩く添加物辞典」とまで呼ばれた著者。加工食品の開発に精力をそそぎ、トップセールスマンであった著者が明かす、「どうやって、見た目がきれいで、おいしく感じて、便利で、安い食品を作るかという、食品業界の裏技」

それは業界を熟知した著者が鳴らす日本の食卓への警鐘。

漬け物や冷凍食品は輸入品のくろずんだ野菜を漂白し合成着色料で色をつけ、化学調味料で味をつける。ドロドロのクズ肉が30種類の添加物でミートボールに甦る。要は食材の形さえあれば、激安の廃材で見た目もよく、味もおいしく感じる食品を添加物で作り出せてしまう。その為に添加される化学薬品の多さに言葉を失った。

業界の先端にいた自責の念と、厳密な情報が開示されない状況で、現場の人間は気持ち悪くて食べられないという食品を、知らずに摂取している消費者の現状を、世に知らせなければという使命感。その真摯な著者の思いに引き込まれた。

また単に危険性を煽るだけではなく、添加物の必要性、恩恵も提示し、食品の真実を知った上での消費者の自由な選択を可能にしてくれる。

そして「利益」優先の企業と「安さ」「便利さ」「見た目のよさ」を追い求める消費者という、現在のマーケットの構造にも問題を投げかけている。


私は前から、ある程度添加物には気をつけていた。けれども醤油やお酒、みりんと言った基本的な調味料もニセモノにすり変わっているため、手作りをしていたとしても、こんなに化学物質を摂取しているという事実を知って怖くなってしまった。

この本を読んでから一年がたつ、ゆっくりだけど、うちの台所からはいろんな調味料や加工品、冷凍食品が消えていった。

本物の食品は高い、特に海外で暮らしているので、日本の食材はとても高い。でも冷蔵庫やキャビネットがとってもシンプルになり、余計な買い物は減った。

手作りしなければいけないので、手間はかかる。のんびり暮らせるこのライフスタイルだからできるのかな。それでも時には息抜きも必要、楽はしたい。ジャンクな物を食べたりする。だけど、あまりおいしいと感じなくなってきた。

こういった事を考える最大の理由は、これから人生がスタートしたばかりの子供にはきれいなものをあげたいという気持ち。



まだまだ食の話は続く- 我が家の台所から更に消えていくものが...
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by simplicity_circle | 2007-07-09 10:53 | WAKE UP!
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