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映画「木の来た道」

QLDブリスベンの洪水被害チャリティイベントの一環の 映画上映会で観た映画です。


日本国内の森林・林業と世界の森林事情の現状とその理由にせまり、問題を提起し、
その打開策への道筋を照らすドキュメンタリーフィルムでした。こちらトレーラーです。




私ね昔から、熱帯雨林を消滅させているとバッシングをされる日本、ちょっと不思議だったのです。
(今はその役目は中国がになっていますね。。。)

だって、日本の国土の7割(2/3ですよ!)を森林が占めているといいます。
なぜ豊富にある自国の木は手をつけずに、外国の木を買いあさるのだろう?っと。


映画の中でその答えが語られていました。


戦後復興期の木材需要の急増で、国内での供給が足りなくなり、
国を挙げて、国中の森林を成長の早い、スギやヒノキなどの針葉樹を、
ナラやブナなどの広葉樹の原生林を切り倒して、植林していったのだそうです。
(っということは、やっぱり現代の花粉症は人災・・・)

さて植林したはいいものの、成長するまでは何十年とかかります。
そしてその間の木材需要を満たすために、木材輸入に転化していったようです。

皮肉な事に、国内の森林が成長した頃には、安い輸入木材に国内の木材はコスト的にとても太刀打ちできない状態になっていて、国内の林業は衰退していったのだそうです。

さらに、人間によって植林された森林は、もう自然のバランスを失っています。不自然なのです。
原生林の持つ、精妙な生命の仕組みが組み込まれていません。
不自然な間隔で育つ樹々の間には、陽が充分に入らない事で灌木が育ちません。
土が裸になってしまい、その中で生きている動物達は住処を追われます。
(それが野生動物が里山へ下りてくる原因の一つ)
動植物、昆虫、微生物すべての生態系が狂ってしまっているのです。
お互いが助け合って絶妙なバランスで活かしあい成長している世界がありません。
この生態系を取り戻すためには数百年を必要とするのです。

それはこの森、人工林はずっと人の手が必要。
そうでなければ健康的に成長しないと言う事を意味しているのです。

この事実は自然は完璧であるの「自然農」の福岡正信さんの理論と全く同じです。

人間の手で、森林をそんな状態にしてしまっておいて、
コストに見合わないという理由で捨て置かれ、森林が荒廃していっているのです。


完全な人間のエゴですね。


私たちが世界の森林に対してなしていることは、
私達が自身に対して、
お互いに対してなしていることの
鏡に過ぎない。 

マハトマ・ガンジー
 映画の中より。


映画の中ではそんな状況を打開させるための動きも紹介されていました。
若い世代の人が情熱と志を持って、国内、地元の木材を使うという活動やビジネスをしていたり、
積水ハウスのような大企業が積極的に活動されていたりするのです。

森林管理協議会のように環境や社会に大きな負荷をかけずに生産された木材製品を選択できる仕組みをつくったものがあります。

だから彼らが認証した、FSCマークを選びましょう!
b0113192_7563154.jpg
(映画の中では3つロゴマークが紹介されていました。他二つは失念してしまいました。。)


一筋の光明を見る気持ちでした。


その流れはまだ主流ではないかもしれません。
でもその流れはかならず大河となります!
大きな影響力を持つ大企業にそんな心が根ざされているなんて!
世界中のそんなすばらしい人々、会社を応援したいですね!!



参考WEBページ

FAIRWOOD PAERNER
森林・林業学習館
日系ビジネスonline「林業は衰退産業という”ウソ”」これ続き読みたいけど登録していません。
ただいまっ♪のみぽさんは当日に更新されていました!素敵です♪ ぜひ読んでみてください!



私ね、現状の打開策を、国や企業にだけ求めるのは本当の解決策でないと感じているのです。

まず変わるべきは自分なのです。一般消費者なんです。

そこに企業・国が後からついてくるのです。

だからこんな小さな声ですが、書いているのです。 



そして、その人間のエゴを加速させるものは何だと思いますか?



私にはその原因がはっきりと感じられるのです。



それは次回に。。。
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by simplicity_circle | 2011-01-30 07:59 | シェアしたい事
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