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「プラーナ」という生命力



『ハトホルの書』より Part 5


今回は「生命力」といえる「プラーナ」をとりこんだ、
「プラーナ体」「カー(Ka)」というエネルギー体について。


一番目の肉体という物質的エネルギー場とかさなりあって存在しているのが、
二番めのエネルギーの場、わたしたちが「カー(Ka)」と呼んでいるものです。
あなたがたの言葉で「プラーナ体」として登場することがあります。

「カー」はその周囲をオーラ場と呼ばれるエネルギーに囲まれており、
わたしたちはそれを「プラーナ体」と呼びます。

カーをとりまくオーラ場は他のエネルギー場とよく似た卵型をしており、
当人の意識が上昇するに連れて非常に大きくなることもあります。

プラーナとは古代からの伝承を受け継ぐヨギ(ヨーガの実践者)たちが、
「酸素の中に存在する生命維持に不可欠な力であるが、酸素と呼ばれるものとは異なる」
と解いています。

プラーナは広大な植物繁茂域や水領域において増強します。

生命力であるプラーナは、肉体とカー(プラーナ体)の両方に浸透し、
その生命力の源なのです。


「肉体」と「カー(プラーナ体)」はエネルギー場の写し、
霊的・エーテル的なツインともいわれますが、
エネルギー状態がより精妙な写しであるというようにいえるそうです。


プラーナが肉体を駆けめぐって「カー」が増強されることがなければ、
あなたがたは生き続けることはできません。
これは生命そのものの力に他ならないからです。

肉体という銀河を流れるプラーナを安定させる事は
生存と健康維持にきわめて重要であるといえましょう。

「カー」は、あなたがたの思考の明晰さ、力、インパクト、そして感情の質まで決定します。

少しでも多くのプラーナを「カー」へ導くには、その鍵は、
あなたの体の中心を貫くプラーナ管にあります。


プラーナ管とは、クラウン・チャクラのある頭頂から会陰(性器と肛門の中間)まで
一直線上にのびています。
プラーナ管は頭上と地下に向かってのびますが、
その人の意識の進化状況によって伸び具合は異なります。
普通プラーナ管の太さは、手の親指と人差し指をつけてできる円と同じくらいです。



本書の中では、実際にプラーナを安定させるための方法・エクササイズが紹介されています。


プラーナがプラーナ管の中を流れ、
それが肉体を浸してゆく感覚がはっきりと充分に知覚でき次の段階に進めば、
胸部中央のプラーナ管の前側に位置するハート・センター
すなわちハート・チャクラに気がつくでしょう。
ハート・チャクラは心臓と同じではありません。
胸部の中央にあるエネルギーの渦(ヴォルテックス)であり、音と色彩とを放っています。


以前も少し紹介しましたが、本書にあるハート・チャクラで
「真の無条件の愛や受容」を感じて適正化して行うエクササイズが紹介されていますが、
私はその感覚が掴みきれていないので、まだ保留です。ゆっくりね ♪



また「カー」を発達と強化させるものと減少させるものについても説明があります。



まず性のエネルギーについてはこうあります。

性のエネルギーとは下部のチャクラから発現された「カー」のことです。

「カー」を性のエネルギーによって築き上げるには生命力を使い果たす事なく
性の喜びやエクスタシーを体験できるような方法が望まれるのです。

その方法については、タオ・ヨーガやタントラ・ヨーガ、クンダリーニ・ヨーガなどの
古代の教えに記述があるのでその通りでいいようです。

「カー」を枯らす事なく性の深い喜びやエクスタシーに到達する方法の実践は
あなたの生命力を強め、意識を高める事にもつながるのです。




食べ物や飲み物の「カー」への影響はこうあります。

生命力はあらゆる方向から入ってくるのです。

生の野菜や果物、あるいは発芽穀物など「生命力の高い」もの、新鮮な食物を食べる事で
「カー」を築くプロセスが促進されまるようです。
一般的原理として、生命力は別の生命力によってのみ増強されるといいます。

でも体を慣らさず、いきなり高い酵素レベルにあげてしまうなどは、
逆に危険な状態をおこすので、
バランスが必要で体の声に耳を傾けてください。といいます。

ある程度の意識レベルに達すると、
どんなものでも否定的な影響を受けないで食べられるようになります。
最終的には食べものは霊的進化に殆ど関係ないまでになります。



でも「カー」を強くしたいと願う一般的な人へのアドバイスは、こういったものです。


「ファーストフード/コンビニ・フード」という呼ばれる、
いわゆる「死んだ」食物や肉類を消化するのには、大量のプラーナが必要になります。
食物を処理するための何種類もの消化酵素を要求するからです。

プラーナは、振動の速い「カー」のエネルギー場から、
速度を落として肉体の消化管や内分泌線による消化作用に入って、
種々の消化酵素の生成分泌を要請します。
このプロセスはあなたのエネルギーを過度に消費させます。
新谷先生の臨床結果による理論と同じ!!


食べものに気をつけ、できるだけ汚染されていない清潔な食物を摂る事
汚染されていない水を飲む事
できるだけ自然の近くで暮らし
汚染されていない新鮮な空気を吸い
健康に支障のない限り肉体、とくに目を日光から隔てないようにする事


こういった事が「カー」を強め


人工的な興奮剤や刺激剤に頼って、無茶をせず、休息
エクササイズの実践(本書にある自己のエネルギーをマスターするための)
適度な運動
何を食べ何を飲むかについての賢明な選択
ポジティブな思考と行為を意識的に保つ


といった項目が、バランスよく、実行される事が


「プラーナ体」「カー」を強化するために大切だといいます。




次回はそれ以外エネルギー体について
by simplicity_circle | 2010-10-02 23:59 | スピリッチュアルに!
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