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母なる地球に想いを馳せて


『ハトホルの書』より Part 3


私ね、ずっとモヤモヤしていました。


古代文明では、人は宇宙の叡智と繋がっていました。
でもそれらの文明は衰退、滅亡もしくは、消滅してしまいました。
そして古代の叡智を継承し続けている、先住民族は、
歴史の渦に巻き込まれ、いわれない扱いを受けてきました。

なんだかその事実をどうとらえたらいいのかわからなかったのです。

意識の進化段階ではあきらかにわたしたちより上に感じられる彼らを、
西洋文明を発端とする現代文明が、飲み込んでいるように感じるからです。

そこにあるはずの進化という「宇宙の意図」「宇宙の流れが」がよくつかめなかったのです。


でもようやく、おぼろげですが、少し見えてきたような気がするのです。
(また私の浅知恵の可能性も大ですけどね〜^^)



集合意識ハトホルはこんな風に人類の意識の進化をとらえています。



人類の意識はこれまでに、母なる地球意識、それから、
父なる自主性ないし男性意識という、二つの極性を体験しています。

けれどいまだにそれらが和合した事がありません。
この二極はあい合わさり、
男性性と女性性のバランスが達成される必要があるのですが、

それがまさに今起こりつつあるのです。

一人ひとりが、自らの男性性と女性性と上手につきあっていこうとする
プロセスが起こっているのは決して偶然ではありません。

気づき目覚めている人々には、女性性と男性性はバランスをとられる必要があること、
男性と女性という二つの極性間の戦争を終わらせねばならないことがわかっています。

そうなることで「男性原理たる自主性」「女性原理たる受容性」の
バランスが保たれた状態に戻れるのです。

*******

わたしたちが始原の人類意識を訪れたとき、
発現したばかりであったその意識は、
大いなる母、大いなる地球とつながっていました。

初期において人類の意識は女性的性質をもつ地球意識、
すなわち地球母体と深くつながっていたことになり、

その女性性がいわゆる男性性と呼ばれる資質に凌駕されはじめたゆえに
起きてきたものごとを人類の進化の立会人として観察してきました。

人類は地球との繋がりを次々と断ちはじめ、自立をもくろむようになりました。

人類にとって自主性に目覚める事はむろん大切な事でもありましたが、

地球をはじめ人間以外の生命体との絆を断ち切ってしまう事は、
同時に非常に危険な事でもあるのです。

「大いなる母なる地球」に敬意を払う生き方に、
もう一度立ち返る必要を感じはじめています。
ここにも進化の周期性を見ることができましょう。



だから現代は女性性の再起をみる時だといわれるのです。


いわば灰燼(かいじん)から女性性がふたたび蘇るとき、
古代エジプトの神秘の力が戻って来ます。

しかしこのたびの女性性の復活はこれまでとは違い、
今回、女性性はバランスの取れた原理として返り咲くでしょう。

女性性一辺倒でも、男性性一辺倒でもなく、
両方のバランスが取れた両性具有的融合を遂げるのです。



そうなんです!


彼らの俯瞰した視点で人類の意識の進化を追って観ると、
人類はたしかに地球母体と深く繋がり女性性を育んでおりました。


でも人類も人間の人生と同じで、自立を目指して、成長しなければなりません。
ただ母の胸に抱かれて、庇護のもとに一生 生きていくのが人生ではないのと同じです。


過去の消えてしまった文明については、憶測でしかないのですが...


文明全体としては、やっぱり本当の自立(真なる男性性と女性性の統合)が
成就されなかったと考えるべきなのでしょうか。

自主性もほとんど自立というところまで育っていたのに、
最後のところで道を間違えてしまったといわれるアトランティスがいい例ですね。

他の文明も含めて、
一部の人々だけが後に続く文明へと導かれていったりしたとか、
一部の人々だけが次元を上昇していったなどといわれたりしますが、
これらは、今は無理に知る必要のない事実なのかもしれません。


さて、失敗の後はまた新たな文明で、もしくは同時進行で、人類は文明ごとに、
自立への旅を続けているのです。


そしてハトホルの説明を読んで、


人類は知恵というものが与えられ、地球上の生き物の万物の長として君臨しています。
その使命は、真なる自立(真なる男性性と女性性の統合)を成就させ、
同じように成長の道のりにある、母とともに、
終わりのない旅を、お互い助け合いながら歩んでいくことなんだ!!!



とあらためて、実感できたのです。


っでね、そこで今のわたしたちの文明をふりかえってみます。


自主性に目覚めるための旅に乗り出しましてね、
必死に「自立」を追ううちに、
すっかり母があっての自分だということを忘れるくらい、
未熟な独立心でいっぱいになってしまったんです。

特にこの2千年間。

もちろんその間も「それは違うよう〜」と訴えている心だってあったんです。
でもそんな できすぎ君や のびた君のような心は、
ジャイアンのような心にのみこまれてしまいました。


そしてやんちゃの限りを尽くしたジャイアンのようなこの文明。

そろそろこの放蕩息子にも年貢のおさめ時がやってきました。

だって、足元がぐらついてきたからです。。。



目覚めのときです。



闇を知っているだけ、光になった後は強力だと、今は交信が止まっていますが、
シリウス文明のkagariさんも再三おっしゃっております。

「迷える闇の住人たちへ」
「地球が危機に瀕しているのを知るからこそ、光り輝こう」



私も本当にそう思うんです。


このわたしたち人類もそうとうな闇をくぐり抜けてきました。


今この人類の集合意識が光へ変換したら...


強靭な「光」になるのです。


そして今それが進行中...




っでね、この想いを踏また上で、
またこの歌を聴いて頂けますか?
以前紹介した曲です。



でも今回は、この曲の「アンマー(母)」を 「地球の女性意識ガイア」ととらえて、
「このやんちゃした息子」を「わたしたち人類」ととらえて聴いてみてください。







地球を救おう!ではないんです。
お母さん今までごめんね、そしてありがとう。大好きだよ。



次回は『ハトホルの書』より エネルギー体としての人間
by simplicity_circle | 2010-09-29 07:15 | スピリッチュアルに!
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