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「虫くん・菌くん」の役割

今回は人が「害虫・病原菌」と呼ぶ、彼らの役割について迫ってみようと思います。

「炭素循環農法」から勝手に、省略引用させてもらっています。少し、私の言葉も付け足してあります。ご了承ください。
正確なソースはこちらです。


彼らは弱ったものや、役目を終えた動植物を餌としています。
彼らは子孫に残してはいけない性質(DNA)を持ったものを、食べたり、枯らしたりして、処分してくれている、ありがたい存在でもあるのです。生物の解体屋なのです。


「人の食べ物」と「虫の餌」

つい、数十年前までは、農薬で守らなければならないような、軟弱野菜は先に虫や菌に食われてしまい人の口に容易に入ることはありませんでした。

ところが、農薬が普及し本来、虫の餌になるべき筈の物を人が横取りして食べるようになったのです。
冷蔵庫で長期保存すると水になる(バクテリアにより腐敗分解されドロドロに溶ける)のが虫の餌。
エネルギーを使い果たしミイラになる(枯れる)のが人の食物です。
そして、これが鮮度の良し悪しを決定づけています。


さて、何故、虫と人は同じ植物を必要としていないのでしょうか?
どうも、そもそもの身体の作りが違うようです。



健康な人の腸はやや酸性。
虫はアルカリ性と言われています。

これは腸内微生物が違うためで、

腸内が還元・発酵型(人)
酸化・腐敗型(虫)ということです。

虫がこの発酵型のものを食べると、腸、消化管が破壊されたり、消化不良を起こし死にます。
虫は腐敗するものを選んで食べるという事です。
 
虫と人は、同じ植物でも質の違うものが要求され、食べ物で虫と人は競合しません。共存可能なのです。

天然資材なら良いとか悪いとか、人が決めるのではなく、虫にお伺いを立ててから決めるべきです。

毒を盛らず、隔離せず「どうぞお召し上がり下さい」と差し出して「そんな不味いもの食えるか」と虫に突き返されて(笑)、初めて虫の餌ではない、人の食物だという証明がなされます。


余談ですが、

人の食物である、健康な野菜は光るのだそうです。

でも以前のカメラでは露出オーバーでちゃんと撮影できなかったそうです。

「 カメラを騙す!?写らないんです」←こちらに写真が掲載されています。


考えられることは偏光の違いではないかと思います。一般の葉と違い、乱反射率が相対的に低く、それが露出計の感光域内であるため、露出計は暗いと判断し絞りを開きすぎてしまうようです。詳細は分かりませんが、葉面組織の構造の差によるものと思われ、直射日光のような強い光では、葉面の反射率や透過率、偏光程度の差が大きくなるのでしょう。

興味深いことに、虫はヒトが感知できない偏光の違いを見分けられることです。不要な能力を持っているとは考え難く、虫は遠距離からでも容易に食べられる植物を見分け飛来してくるようです。また根から吸収した、腐敗物質や硝酸などの臭いや味でも識別・選択し、ウンカは緑の濃い水田(窒素が多く腐敗成分の吸収も大)に集まると言われます。知覚能力の鈍ったヒトは誤魔化せても、虫は誤魔化せないということです。


それが、デジカメに変えてから、きれいに写るようになったそうです。

「これが本物!光る野菜」←こちらに写真があります。


あ〜本物の食物を食べたいです。
by simplicity_circle | 2009-11-12 10:29 | 自然に還ろう!
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